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パーソナルジムの売却価格はいくら?M&Aの相場と価格を左右する7つのポイント【2026年最新】

パーソナルジムの売却価格はいくら?M&Aの相場と価格を左右する7つのポイント【2026年最新】

「パーソナルジムを売却したら、いくらになる?」

パーソナルジムを経営している方から、M&Aについて相談を受ける際によく出てくる質問です。

実際のところ、パーソナルジムの売却価格は一律ではありません。

2026年に公開されているM&A案件を見ても、100万円、300万円、1,000万円、2,400万円、6,600万円など、希望譲渡価格には大きな幅があります。

同じ「パーソナルジム1店舗」でも、利益、会員数、立地、スタッフ、オーナーへの依存度などによって、評価は大きく変わります。

この記事では、パーソナルジムM&Aの売却価格について、実際の公開案件を参考にしながら解説します。

パーソナルジムの売却価格に「決まった相場」はない

まず知っておきたいのは、パーソナルジムには株式や不動産のような明確な市場価格が存在しないということです。

M&Aでは、

  • 売上
  • 営業利益
  • EBITDA
  • 会員数
  • 継続率
  • 店舗の立地
  • 賃料
  • トレーナー体制
  • オーナー依存度
  • ブランド力
  • 集客力
  • 将来の成長性

など、さまざまな要素を総合的に見て価格が決まります。

そのため、

「年商1,000万円だから500万円」

「利益300万円だから900万円」

というように、単純な計算だけで売却価格が決まるわけではありません。

M&A専門会社の記事でも、パーソナルジムの譲渡価格は財務数値だけでなく、トレーナーの質や顧客基盤などの無形資産によって大きく変わるとされています。

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2026年の公開案件を見ると売却価格はかなり幅がある

実際の案件を見ると、価格差が分かりやすくなります。

2026年に公開されているパーソナルジム関連の案件には、以下のようなものがあります。

100万円のパーソナルジム

神奈川県のパーソナルジムで、譲渡希望価格100万円という案件があります。

売上高は1,000万円〜3,000万円のレンジで、会費設定の見直しによって会員数が増加している案件です。

売上規模だけを見ると100万円という価格はかなり安く感じます。

しかし、M&Aでは「売上がいくらあるか」だけではなく、利益、契約、設備、オーナー依存度などを含めて判断する必要があります。

300万円のパーソナルジム

兵庫県では、スタッフ・設備機器付きの駅近パーソナルジムについて、譲渡希望価格300万円という案件も公開されています。

一方で、同じ300万円でも、

「設備を買う」

のと、

「会員・スタッフ・ブランド・集客システムまで含めて事業を買う」

のでは、買い手にとっての価値はまったく違います。

1,000万円のパーソナルジム

2026年には、港区のプライベートジムで、集客・運営ノウハウ付きの譲渡案件が1,000万円で公開されています。

また、福岡県でも高継続率・高収益を特徴とする完全個室パーソナルジムが1,300万円で公開されています。

このあたりから、

「単純な設備売却」

ではなく、

「事業そのものの価値」

が価格に反映されていると考えられます。

2,400万円の複数店舗案件

関東圏3店舗一括譲渡の大手FCパーソナルジムでは、譲渡希望価格2,400万円という案件が公開されています。

複数店舗になると、単店舗の居抜き売却とは評価方法が変わってきます。

店舗数だけでなく、

  • 店舗ごとの収益
  • 店舗間の顧客送客
  • スタッフ体制
  • 本部機能
  • マーケティング
  • ブランド
  • 店舗展開の再現性

などが評価対象になります。

パーソナルジムの売却価格を決める7つのポイント

では、具体的に何が価格を左右するのでしょうか。

特に重要なのが次の7つです。

1.営業利益

当然ですが、利益が出ているジムは評価されやすくなります。

M&Aでは売上高だけではなく、

「その売上からどれだけ利益を残せるか」

が重要です。

例えば、

年商2,000万円・営業利益50万円

のジムと、

年商2,000万円・営業利益500万円

のジムでは、同じ売上でも事業価値は大きく変わります。

ただし、決算書上の営業利益だけを見るわけではありません。

オーナー報酬や一時的な費用などを調整した「実質的な収益力」が評価されるケースもあります。

2.会員数と継続率

パーソナルジムでは、会員基盤が非常に重要です。

例えば、

  • 会員数50人
  • 月間退会率が低い
  • 毎月安定して新規入会
  • リピート率が高い

というジムであれば、買収後の売上を予測しやすくなります。

逆に、

「今月だけキャンペーンで大量に集客した」

という状態では、将来の売上が安定しているとは判断しにくくなります。

買い手からすると、

「買収した翌月から会員が大量に退会しないか?」

という点は非常に重要です。

3.オーナー依存度

パーソナルジムM&Aで非常に重要なのが、オーナー依存度です。

例えば、

「オーナー本人がすべてのセッションを担当している」

場合。

そのオーナーが退職した瞬間、売上がなくなる可能性があります。

これは買い手にとって大きなリスクです。

一方、

  • トレーナーが複数在籍
  • 店長がいる
  • マニュアルが整備されている
  • オーナーが現場にいなくても営業できる

というジムは、事業として評価しやすくなります。

実際、小規模ジムのM&Aでは、オーナー自身がメイントレーナーの場合、譲渡後も収益を維持できる体制を作れるかが評価の分かれ目になるとされています。

4.立地と物件条件

パーソナルジムは店舗ビジネスなので、物件も重要です。

特に、

  • 駅から近い
  • 人口が多い
  • ターゲット顧客が多い
  • 賃料が適正
  • 長期的に契約を継続できる

といった物件は評価されやすくなります。

反対に、

「家賃が高すぎる」

「契約期間が短い」

「オーナーチェンジで賃貸借契約を引き継げない可能性がある」

といった条件があれば、買い手からするとリスクになります。

5.集客力

パーソナルジムでは、集客力も大きな資産です。

例えば、

  • Googleマップ
  • SEO
  • Instagram
  • LINE
  • リスティング広告
  • 紹介
  • MEO
  • 自社サイト

などから安定して問い合わせが入っているジムは、買収後も成長させやすくなります。

逆に、

「オーナーの個人SNSだけで集客している」

場合は注意が必要です。

オーナーが辞めることでSNS経由の集客が消えるのであれば、その集客力をそのまま事業価値として評価するのは難しくなります。

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6.ブランド・ノウハウ

ブランドも無形資産です。

例えば、

「この地域ならこのジム」

という認知がある場合、買い手にとって価値があります。

また、

  • カウンセリング方法
  • 入会率を上げる営業方法
  • トレーニングマニュアル
  • 食事指導
  • 集客ノウハウ
  • 店舗運営マニュアル

などが体系化されていれば、買収後の再現性につながります。

7.複数店舗への展開可能性

1店舗だけで終わるビジネスなのか。

それとも、

「同じモデルを別エリアでも展開できるのか」

も重要です。

例えば、

1店舗目で集客方法・料金体系・採用・教育・店舗運営が確立されている場合、買い手が2店舗目、3店舗目を出せる可能性があります。

この「成長余地」が価格に反映されることがあります。

「利益×年数」だけで売却価格を考えない

パーソナルジムのM&Aについて調べると、

「営業利益の○年分」

という説明を見かけることがあります。

実際、M&A関連の記事では営業利益やEBITDAをベースにした価格算定方法が紹介されています。

ただし、これはあくまで価格を考える際の一つの材料です。

例えば、

営業利益300万円

だったとしても、

Aのジム

  • オーナー1人で運営
  • 会員20人
  • 新規集客が不安定
  • オーナー退任後は売上激減

Bのジム

  • トレーナー3人
  • 会員70人
  • 継続率が高い
  • Webから毎月安定して問い合わせ
  • 店長が運営

では、同じ営業利益でも買い手から見た価値は変わります。

だからこそ、

「利益がいくらだから売却価格はいくら」

ではなく、

「買収後もその利益を維持・成長できるか」

を見る必要があります。

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赤字のパーソナルジムでも売却できる

「うちは赤字だからM&Aは無理」

と考えている経営者も少なくありません。

しかし、赤字だから必ず売れないというわけではありません。

実際、2026年に公開されている案件でも、営業赤字のパーソナルジムが売却案件として掲載されています。

例えば、東京都のパーソナルジム運営会社で、売上高1,000万円〜2,500万円、営業利益が赤字、売却希望価格770万円という案件があります。

また、都心主要エリアの女性向けプライベートジムでは、営業赤字ながら、ブランド・会員基盤・店舗運営体制・ノウハウなどを譲渡対象とした案件も公開されています。

つまり、

「赤字=価値ゼロ」

ではありません。

赤字でも、

  • 会員がいる
  • 良い立地
  • 設備がある
  • ブランドがある
  • スタッフがいる
  • 集客を改善できる
  • 買い手の既存事業とシナジーがある

といった要素があれば、買い手が見つかる可能性があります。

パーソナルジムを高く売るためにやるべきこと

売却を考えているなら、M&Aを始めてから準備するのではなく、普段の経営から「売れる状態」を作っておくことが重要です。

特に、

オーナーがいなくても回る仕組みを作る

トレーナー、店長、マニュアルなどを整備します。

顧客データを整理する

会員数だけでなく、

  • 継続率
  • 退会率
  • 客単価
  • LTV
  • 新規入会数

などを把握しておきます。

集客経路を明確にする

「なんとなくInstagramから来ています」ではなく、どの媒体から何件問い合わせが入り、何人が入会しているのかを把握します。

財務を整理する

売上・経費・利益を正確に把握し、一時的な費用やオーナー個人に関連する費用などを整理します。

契約関係を整理する

賃貸借契約、FC契約、リース契約、スタッフとの契約なども確認しておきます。

売却価格を知る一番早い方法

ここまで読んでも、

「結局、自分のジムはいくらなの?」

という疑問は残ると思います。

当然です。

M&Aの価格は、一般的な相場だけでは判断できません。

同じ売上1,000万円のジムでも、

  • 利益
  • 会員数
  • 継続率
  • 立地
  • 賃料
  • スタッフ
  • オーナー依存度
  • ブランド
  • 集客力

によって評価は変わります。

そのため、売却を少しでも考えているのであれば、まず自社の情報を整理して査定を受けてみる方法があります。

「今すぐ売るつもりはない」

という場合でも、

「現在の自分のジムにどれくらいの価値があるのか」

を把握しておくことには意味があります。

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まとめ|パーソナルジムの売却価格は「事業としての価値」で決まる

パーソナルジムのM&A価格には、決まった一つの相場があるわけではありません。

2026年の公開案件を見ても、100万円程度の案件から、複数店舗で数千万円規模の案件まで幅広く存在します。

重要なのは、

「売上はいくらか」

だけではありません。

  • どれだけ利益が出ているか
  • 会員がどれだけ残るか
  • オーナーがいなくても運営できるか
  • どんな物件なのか
  • 集客が安定しているか
  • ブランドやノウハウがあるか
  • 買収後に成長できるか

といった点が総合的に評価されます。

「自分のジムはいくらで売れるのか?」

と考えたことがあるなら、まずは現在の事業価値を把握するところから始めてみるとよいでしょう。

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▼ パーソナルジムの開業・運営・今後を考えている方へ

パーソナルジムを探している方の中には、
「将来的に自分でジムを開業したい」
「すでにジムを運営していて、今後の方向性を考えている」
という方も多いのではないでしょうか。

パーソナルジムJPでは、
ジム選びだけでなく、その先の“開業・運営・売却”まで含めた情報提供を行っています。

もし以下に少しでも当てはまる場合は、参考にしてみてください。

  • 将来、パーソナルジムの開業を考えている
  • トレーナーとして独立を検討している
  • ジム運営を続けるか、見直すか迷っている
  • 売却や事業譲渡という選択肢も知っておきたい

▶ これからパーソナルジムを開業したい方へ

パーソナルジム開業は、
「始めること」よりも 「続けられる設計」 が重要です。

開業の流れ、費用、物件選び、集客、
そして失敗しやすいポイントまで網羅的にまとめています。

パーソナルジム開業の完全ガイド

(※未経験からでも失敗確率を下げるための実践情報を掲載)


▶ ジム運営の見直し・売却を検討している方へ

パーソナルジムは、
「閉める」か「続ける」だけでなく、
売却・事業譲渡という選択肢もあります。

まだ決めていない段階でも、
「今のジムがどのくらいの価値になるのか」を
知っておくことは、今後の判断材料になります。

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(※売却前提ではなく、相場確認だけでも相談可能です)

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